滋賀観光で外せない!琵琶湖の魅力をまるごと体感できる「琵琶湖博物館」

観光

僕のおすすめNo1の滋賀県の観光スポット「琵琶湖博物館」。ここは日本一の面積を誇る琵琶湖とその周辺の自然・文化を学びながら体験できる、まさに“学びのテーマパーク”です。子どもたちの好奇心を刺激し、大人も身近な生物たちをより知る事で子供の頃に感じていたワクワク感がよみがえり心が躍る、そんな魅力に満ちた博物館の楽しみ方をご紹介します。

1. 淡水魚水族館で琵琶湖の生き物を観察!

琵琶湖博物館の最大の見どころの一つが淡水魚専門の水族展示室。国内最大級の規模を誇り、琵琶湖に生息する固有種であるビワコオオナマズやビワマスなど、渓流に生息するイワナやアマゴと一緒に巨大オオサンショウウオからハリヨなどの希少な魚まで見ていて飽きさせません。さらには外来種として知られるブラックバスやブルーギルなどを間近で観察できます。

特に人気なのがトンネル型の水槽。まるで湖の中を歩いているかのような臨場感が楽しめます。また、琵琶湖だけでなく、世界の湖に住む珍しい魚や生き物の展示もあり、生態系の多様性に触れることができます。魚の動きに夢中になる子どもたちの姿と同じくらい、大人も解説パネルを読み込んで興味を深める姿が見られます

通常のイワナとは異なる模様の希少なナガレモンイワナも!

ロシアのバイカル湖やアフリカのタンガニーカ湖など、海外の湖の生物も展示されています

愛嬌のあるバイカルアザラシは子供たちに大人気!

※以前ビワコオオナマズが展示されていた巨大水槽が大破したため水族展示室は一部閉鎖されています。2025年7月現在はまだ改修中でした。ビワコオオナマズは別の場所に移動しているので見ることは出来ますが展示室が一部閉鎖されている為、若干つながりが悪く少し混雑しやすくなっています

2. 「体験」から学ぶ子ども向けの展示

博物館と聞くと「見るだけ」のイメージがありますが、琵琶湖博物館は違います。子どもたちが自分の手で触れ、体で感じて学べる「ディスカバリールーム」では、五感を使って水や生き物の性質を体験できます。

におい、音、温度、質感などを感じながら、科学的な興味や自然への理解が深まる仕掛けがたくさん。例えば、琵琶湖のにおいや水辺の虫の音を聞く体験コーナー、石や水草を実際に触れるコーナーなど、子どもたちが飽きずに楽しめる工夫が光ります。

3. 琵琶湖と共に生きた生き物と人々の暮らしに触れる

A展示室は、「湖の400万年と私たち ~変わり続ける琵琶湖~」をテーマにした、琵琶湖の壮大な歴史をタイムスリップ式に体感できる展示エリアです

“ゾウに会えて、地層の最深部に潜り込み、古代気候を体験できる教科書を飛び出した科学アトラクション!”
子どもも大人も思わず「うおー!」と声をあげる、見応え満点で知的ワクワクが詰まった展示室です

所要時間は約30分が目安。最初にA展示室で琵琶湖の原点を知ってから、次の展示へ進むと見学の流れがぐっと深まりますよ

博物館の展示は自然だけでなく、人の暮らしにも焦点を当てています。B展示室では、琵琶湖周辺で営まれてきた人々の生活と文化、漁業や農業、湖魚料理の歴史などをリアルな生活道具や民家模型を通して学ぶことができます

また、実際に昔の道具を使ってみたり、ヨシ笛づくりや脱穀体験といった学習プログラムにも参加でき、子どもたちの自由研究にもぴったり。大人にとっても懐かしさを感じると同時に、現代の暮らしとの違いを再認識できる機会です

4. 外でも楽しめる!「樹冠トレイル」とランチスポット

屋外施設として人気なのが「樹冠トレイル」。木々の間を渡るように整備された遊歩道で、森の中を歩きながら鳥のさえずりや風の音を感じられる、自然との一体感を楽しめる空間です。自然観察が好きな親子には特におすすめです

また、博物館内には地元食材を活かしたレストランやカフェもあり、名物の「ブラックバス天丼」や「琵琶湖カレー」などユニークなメニューも味わえます。食の面からも滋賀の文化に触れられ、一日中楽しめるのが魅力です

5. 企画展や年間パスでリピートも◎

琵琶湖博物館では、常設展示に加えて年間を通じて様々な企画展を開催しています。季節ごとのテーマや話題の生物を取り上げた展示などがあり、訪れるたびに新たな発見があるのもリピーターが多い理由のひとつ

また、年間パスポートを購入すれば、何度でも訪れることができるうえにイベント情報や限定体験の案内も届きます。地元に住んでいる方にも、観光で一度来た方にもおすすめです

滋賀県立琵琶湖博物館 | 世界有数の「古代湖」である琵琶湖をテーマとする総合博物館です。
世界有数の「古代湖」である琵琶湖をテーマとする総合博物館です。

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