オーブン粘土で作るオシャレ鉢|使ってわかった注意点と失敗しないためのポイント

DIY

100均素材で作れるオシャレなオーブン粘土の鉢づくり。見た目も可愛く手軽に挑戦できるDIYとして楽しんでいたものの、数ヶ月の使用を経て、いくつかの鉢にひび割れや底の剥がれ、塗装の剥げなどの劣化が見られるようになりました。本記事では、実際に使用してみたその後の経過を詳しくレポート。割れてしまった鉢と無事だった鉢の違いを比較しながら、屋外・屋内での使用環境ごとの注意点や改善ポイントを検証します。これからオーブン粘土で鉢を作る方、長く使いたい方へのヒントになれば幸いです。

100均のオーブン粘土とゴールドライナーを使ってオシャレな植物の小鉢を作ろう!
多肉植物やサボテンの小さい鉢をオシャレに作りたい方必見です!簡単にオシャレに植物用の小鉢を作る動画を見て真似してみるとなんと本当に簡単に作れたではありませんか!?小さなサイズで作るので手間もあまり掛からず簡単に出来るので楽しくていっぱい作ってみたくなりますよ。

割れた鉢と割れなかった鉢の違い(考察)

  • 乾燥不足や急速な加熱による応力
     記事中にも「早く乾燥させるとひび割れを起こしやすい」と書きましたが、屋外など温度や湿度の差が激しい場所では、乾燥ムラが起きやすく、急激な温度変化(例:オーブン投入直後の高温)で割れが起こりやすいのだと思います。
  • 厚みと形状の均一性
     厚すぎる・薄すぎる、または縁や底が不均一だと加熱や乾燥で応力集中が生じ、割れやすくなるようです。多面体にカットした鉢は角部分にひびが入りやすくなる傾向もあります。
    この底が剥がれてしまった鉢もサイズが大きい分、厚みの不均一が原因だったぽいですね。
  • 空気の含有
     粘土を丸めるときに空気を含むと、オーブンで膨張して割れる原因になります。なので買ってきたオーブン粘土は折り曲げて丸めるのではなく、少しずつ押しつぶすようにしながら丸くしていく方が良さそうです。それかしっかりと練って中の空気を抜くかどちらかですね。

使用環境による注意点と対策

屋外利用の場合

  • 温度変化への配慮
     日の当たる場所で急激に温まったり、夜間に冷え込む環境は応力を誘発します。乾燥をしっかり行い、特に底や縁の強度を確保することが重要です。
  • 防水性とコーティング
     水性絵具やコート剤は耐水ではなく耐湿です。外気や土の湿気に晒されると色が剥げたり、ゴールドライナーが劣化する可能性があります。屋外用の耐候性シーラーや透明ウレタン(マット仕上げがおすすめ)を追加塗布するとよいと思います。
  • 置き場所の工夫
     直射日光が強い場所より、半日陰や風通しのよい場所に置くのが吉。凍結の心配がある冬場は屋内に取り込むのが望ましいでしょう。

屋内利用の場合

  • 水やり時の配慮
     底穴からの水漏れや、鉢内の湿気による絵具下地の剥げを防ぎたい場合は、鉢の外側に受け皿を敷くか、内側に防水層(例:市販の鉢底シートなど)を敷くのが安心です。
  • 色あせ・擦れ対策
     水拭きや土こぼれによる擦れでゴールドライナーが剥がれやすくなります。乾いた布でこまめに拭くか、透明コート剤の追加塗りをするとよいかと思います。

改善・補強アイデアまとめ

  1. 自然乾燥を確実に長めに
  2. 形や厚みをなるべく均一に整える
  3. 気泡が入らないように粘土を丸める
  4. 耐候性のあるコーティング剤をしっかりと塗布する
  5. 屋外置きは急な温度変化を避け、冬は取り込む
  6. 内側・底に防水対策を講じる
  7. 屋内は土汚れや水滴対応としてこまめにメンテする

ひび割れ対策を踏まえて、今回あらためて鉢をいくつか作成してみました。ゴールドライナーの塗り方が前回よりも雑になってしまいましたが、そこはご愛嬌ということで!

100均のダイソーやセリアでオーブン粘土が手軽に手に入るので、材料集めも簡単。作り方を少し工夫するだけで、より丈夫で長持ちする鉢が完成しますね。たとえ鉢が割れてしまっても、また気軽に作り直せるのが手作りの良いところです。デザインやサイズを自由に変えられるのも魅力です。今後も改良を重ねながら、オリジナルの鉢作りを楽しんでいきたいと思います。

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