プラム(すもも)の手入れと摘果を行って隔年結果を防ごう!

お庭 Gardening

前回、柿の木のお手入れを書きましたが、柿、プラム、プルーンの収穫が2年に1度(隔年結果)となっております

昨年は実が収穫出来ていないので、一応今年は収穫年になるはずなのですが、また沢山実をつけ過ぎてしまうと隔年結果のサイクルから抜け出せないので、大好きなプラムを毎年収穫出来るように摘果を行い大きくて美味しいプラムに育てていきたいと思います !(^^)!

そもそも隔年結果とはなんだ??

隔年結果(かくねんけっか)とは果実を沢山つけ過ぎる事で翌年の果樹の栄養が足りずに花芽形成が減少してしまい実を殆どつけず、豊作と不作のサイクルを繰り返します

その年に沢山実をつけたことで、果樹の栄養をいっぱい使ってしまい翌年の果実をつける為の元気や栄養が足らない状態で不作になるようです

手入れを行い果実を毎年収穫したい!

1.まずは冬場の剪定からです

果樹によって剪定の時期が変わってきますが、柿もプラムもプルーンも12月~2月頃の休眠期に剪定してやることで樹に与えるダメージを最小限に出来るようです

剪定は枝が込み合って風通しが悪くなりそうな所や徒長枝など切っていきます

2.次は土壌改良+肥料

微生物の多い土を作る為にボカシ肥に油かすなどを混ぜて土に鋤き込みます

土壌微生物が増えると有機物を分解して病気に強く栄養豊富な強い土になってくれます

ボカシ肥は米ぬかに籾殻と納豆菌を混ぜて発酵させたものを使いましたhttps://umipapanoniwa.com/make-blur-manure-in-winter/

3.摘果作業を行う!

果実がなり過ぎる事で、翌年の花芽に回す養分が少なくなり収穫に差が出るので、摘蕾摘果を行う事で着果量をコントロールする事にしました

摘蕾(てきらい)摘果(てきか)とは蕾(つぼみ)や果実を摘み取る事を言います
間引きと同じ意味合いです

柿やミカンは蕾が出来たら手で簡単に取れるので摘蕾を行って着果量をコントール

あまりに沢山摘蕾してしまうと本当に着果してくれるか不安ですが、プラムは摘蕾は行わず摘果から行うので実がつき始めたら余分な実や黄色い実を取り除いていきます

黄色い実は軽く触っただけでポロっと落ちます

余分な実を取ってやることで1つ1つにしっかりと養分が回り、大きくて甘い果実が出来るはず (*’▽’)

4.虫が着かないようにニームオイルで対策

作物も果樹も一番気をつけたいのが虫による被害です

アブラムシやケムシ、カイガラムシなどのが増えると厄介なので、春先からニームオイルを吹きかけて害虫対策です!

ただ、樹の上の方にはしっかりと吹きかけられていない為か、ケムシはある程度ついているので見つけ次第駆除しています

ケムシは色や形のバリエーションが豊かなので観察していると面白く、ウミウシとよく似ているなぁっと思います

ただ毛虫の知識がないので、どれが有毒でどれが無毒かわからないので素手で触らないようにだけ気をつけています

食べきれる範囲の収穫量でOK! 量より美味しさ

家庭菜園なので大量に採れ過ぎても消費するのが大変ですし、実が色づき出すと鳥も狙ってやってきますしね

そういう事を考えると、摘果で果実の量をかなり減らしましたが、1つずつが大きく美味しく育ってくれる方が嬉しいですね

7月に入って我が家のプラムも色づき始めたので少しずつ収穫開始です

このまま食べるとまだ甘酸っぱいので、常温で3日程置いて追熟させます

実の全体が赤くなり、触って少し柔らかくなってきたら完熟です

あとは収穫時期が終わったら礼肥を与えて来年に備えるだけです

まだ今年の収穫も始まったばかりですが、今年の頑張りが来年に繋がると思うとまだまだ気抜けませんね!

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