毎日暑い日が続き、ついつい冷たい物ばかり口にしてしまいがち。夏バテが心配になりますよね。そんな時、食欲が落ちてしまっても元気を取り戻せるのが「タイ料理」!
スッパ辛い味付けに、爽やかなパクチーの香りが加わると、不思議と食欲がわいてきます。
今回は、夏バテ予防にぴったりのタイ料理と、誰でも簡単に作れる美味しいレシピをご紹介します!
🌶 夏バテに効く!タイ料理3選
トムヤムクン(タイ風酸っぱ辛いスープ)

効果:辛味と酸味で食欲アップ、レモングラスやライムで消化促進
ポイント:発汗作用もあるので、体内リフレッシュに最適
「トムヤムクン」の「クン」はタイ語でエビを意味しますが、実はエビ以外にもシーフードや肉団子などさまざまな具材のバリエーションがあります。タイ料理店でエビ以外のトムヤムを見かけたら、どれも美味しいのでぜひチャレンジしてみてください👍
ソムタム(青パパイヤのサラダ)

効果:ビタミンCたっぷりで疲労回復、爽やかな酸味でさっぱり
ポイント:パパイヤの酵素が消化を助けます
石垣島では青パパイヤを刺身のツマにしたりして食べていましたが本州ではあまり見かけませんね。タイの屋台ではサワガニのソムタムが人気なのですが日本人が食べると高確率でお腹を下すのでタイで食べる時はサワガニ以外をおススメします!
ガパオライス(バジル炒めごはん)
効果:ホーリーバジルのスパイシーな香りで元気に。たんぱく質補給にも◎
ポイント:スタミナ源になるお肉と合わせてバランス抜群
トムヤムクンの次に有名なタイ料理といえばこのガパオライスではないでしょうか?タイに住んでいる時は食べ過ぎて嫌になっていましたが、日本で偶に食べるとやっぱり美味しいですね。カリカリに揚げた目玉焼きが最高に合います
🍳 おうちで作りたい、おススメのタイ料理(レシピ付き)
ガパオライス(鶏ひき肉のバジル炒めご飯)

材料(2人分)
- 鶏ひき肉:200g
- 玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
- ピーマン(またはパプリカ):1個(細切り)
- ニンニク:1片(みじん切り)
- 唐辛子:1本(輪切り・お好み)
- ナンプラー:大さじ1
- オイスターソース:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- バジル(大葉やスイートバジルでも可):ひとつかみ
- 目玉焼き:お好みで
作り方
- フライパンに油を熱し、ニンニクと唐辛子を炒める
- 玉ねぎ、鶏ひき肉を加えて火が通るまで炒める
- ピーマンを入れてさっと炒め、ナンプラー・オイスターソース・砂糖を加える
- 最後にバジルを加えてサッと炒める
- ご飯にのせて、目玉焼きを添えて完成!
材料も揃いやすく簡単に作れるおすすめタイ料理です。暑い外でチャンビアを飲みながら食べれば正にタイです!
ヤムウンセン(春雨のピリ辛サラダ)

材料(2人分)
- 春雨:50g
- エビ:6尾(茹でる)
- 豚ひき肉:100g(茹でる)
- 紫玉ねぎ:1/4個(スライス)
- セロリ:1/2本(斜め切り)
- ミニトマト:6個(半分にカット)
- パクチー:適量
ドレッシング
- ナンプラー:大さじ1.5
- ライム果汁(レモンでもOK):大さじ1.5
- 砂糖:小さじ1
- 唐辛子(輪切り):お好み
作り方
- 春雨を戻して、適当な長さに切る
- 茹でたエビと豚ひき肉、野菜類をボウルに入れる
- ドレッシングを合わせて、全体をよく混ぜる
- パクチーをのせて完成!
やみつきになる程に美味しいヤムウンセン。自分で作ると辛さが調節できるので有難いですが、あの本場の味を再現するのは中々難しいです、、何かが微妙に違うのですがその何かが私には分かりません!
ヤムウンセンの素が売っているのでこれを使うとかなり本場の味が再現できて感動します
カオマンガイ(タイ風チキンライス)

材料(2人分)
- 鶏もも肉:1枚
- 米:1合
- 生姜:1かけ(スライス)
- ニンニク:1片
- 長ねぎの青い部分:1本分
- 塩:少々
- パクチー:適量
タレ
- 醤油:大さじ1
- ナンプラー:大さじ1
- おろし生姜:小さじ1
- 酢:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 唐辛子:お好みで
作り方
- 鶏肉・生姜・ネギを鍋に入れ、水を加えて茹でる(中火で20分程度)
- 鶏の茹で汁でお米を炊く
- タレの材料を混ぜておく
- ご飯の上にスライスした鶏肉をのせ、タレとパクチーをかけて完成!
仕事から帰ってきて晩御飯がカオマンガイだとテンションが上がるくらい好物です!鶏も美味しいですが鶏のエキスがしみ込んだご飯が特に美味しいです
ラープムー(ひき肉のスパイシーサラダ)

材料:(2人分)
- 豚ひき肉:200g
- 水:大さじ2(肉を炒める用)
- 赤玉ねぎ(または紫玉ねぎ):1/4個(薄切り)
- 青ねぎ:1本(小口切り)
- パクチー:適量(葉と茎を刻む)
- ミントの葉:適量(お好みで)
- もち米(炒って砕いたもの):大さじ1
- ライム果汁:大さじ1.5〜2
- ナンプラー:大さじ1
- 粉唐辛子(プリックポン):小さじ1(辛さはお好みで調整)
- 砂糖:小さじ1/2(お好みで)
※もち米がなければ白米やパン粉を代用してもOK。香ばしさは少し落ちますが十分美味しいです
作り方
- フライパンでもち米を中火で香ばしく色づくまで炒り、粗くすり鉢やミルで砕いておきます
- フライパンに水を入れて加熱し、沸いたら豚ひき肉を入れて菜箸などでほぐしながら火を通します。完全に火が通ったら火を止めて粗熱を取ります
- 豚肉がまだ温かいうちに、ナンプラー、ライム果汁、粉唐辛子、砂糖を加えてよく混ぜます
- 薄切りの赤玉ねぎ、青ねぎ、パクチー、ミントを加え、さらに炒り米も加えてさっくりと混ぜます
- お皿に盛り、お好みでレタスやキャベツ、キュウリなどと一緒に。ごはんにも、もち米(カオニャオ)にも合います
美味しくてドハマり間違いなしです。タイの屋台のおばちゃんの味にはまだまだ近づけませんが、夏バテ気味でもコレを食べれば一気に食欲が復活します!
パクチーやバジルを育てればいつでもタイ料理が食べられる

お庭やプランターでも、パクチーやバジルは簡単に育てることができます。
本格的にタイ料理を作らなくても、インスタントのトムヤムラーメンや、ヤムウンセンの素、ラープの素などを使えば、手軽に美味しいタイ料理を楽しめます
そんなとき、パクチーやバジルがあるだけで、香りや味わいがグッと本格的になります
ちなみに、パクチーをたくさん食べていると蚊が寄ってこない…なんて話もあるそうですよ。本当かどうかはさておき(笑)
ぜひこの夏は、香り豊かなタイ料理を味わいながら、暑さを美味しく乗り切ってみてはいかがでしょうか?

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