今までは鉢植えの植物は水さえ与えてたらスクスクと育つものだと思っていました
っが、お庭の果樹や野菜を育てるのに土に堆肥を混ぜ込んだり追肥を入れたりと色々とするのに鉢で育てている植物が水だけでいいってはずがないですね
果樹や野菜は実をつけるので観葉植物や多肉植物以上に栄養が必要となるでしょうが、鉢植えの植物も最初に入れた元肥だけで大丈夫なわけないですね
今回は植物の生長期にしっかりと栄養を与えて元気に大きく育ってもらう為に、どんな肥料をどのくらいの頻度で与えたらいいのか見ていきたいと思います
肥料の種類や与えるタイミングはいつ??
肥料って沢山あり過ぎてどれを使ったらいいのか?そしてどのタイミングで与えたらよいのか分かりずらいですよね (‘Д’)??
肥料は大きく分けて固形肥料と液体肥料の2つあります
固形肥料は大体が土の中に混ぜ込んで徐々に溶けだして肥料成分がゆっくり効いてくるのに対して液体肥料は水やりの要領で与えるので速効性があり(ゆっくり効くのもあります)効果がでるのが早いですが持続性はありません
肥料を与える時期は気温が15℃以上になった春先から秋ごろまでです
この時期、植物は生長期に入り栄養を沢山必要とします
逆に冬の時期は休眠期になりますので栄養をあまり必要としないので肥料を与える必要は無くなります
ハイポネックス原液は昔からの定番肥料
ハイポネックス原液は昔からの定番商品なみたいで植物の本でもよく紹介されているのを目にします
ホームセンターでもいっぱい棚に置かれています
植物に必要な三要素『チッソ』『リン酸』『カリウム』が6-10-5の割合で入っております
6-10-5というのは100gに対してチッソ6g、リン10g、カリ5g入っているという表記です
このハイポ原液はチッソ6の中にアンモニア性窒素2.5%と硝酸性窒素1.05%とその他のチッソ成分が入っております
この硝酸性窒素は植物が根から吸収しやすいのですぐに吸い上げてくれるのですが、土壌には吸着しにくいので流れ出てしまうので持続性がありません
それに対してアンモニア性窒素は土壌に吸着されやすいので、土壌に溜ったアンモニア性窒素が微生物によって分解されて硝酸性窒素に変わり根から吸収せれていきます
ハイポ原液は硝酸性窒素の割合が少ないので液肥としては比較的ゆっくりと効いていきます
庭植え、鉢植え、観葉植物、果樹など場合によって希釈倍率が変わってくるので、用途に合わせて希釈して撒きます
リキダスと混ぜて使う事によって効果がアップ
ハイポ原液を希釈したら、そのまま撒いてもいいのですが折角なのでリキダスという活力剤も混ぜる事によって効果を数段アップする事ができます
リキダスは肥料では無く活力剤になりハイポ原液の三要素以外のコリン、フルボ酸、アミノ酸などが含まれ、肥料の吸収をより効果的にしてくれます
原液同士を混ぜると化学反応を起こしてしまうそうなので、水で希釈してから混ぜます
ハイポ原液とリキダスは希釈倍率が違うので注意が必要です
まずハイポ原液を1000倍で薄めた水をよくかき混ぜてリキダスを200倍の希釈になる様にそこに入れます
混ぜる事でわざわざ2度撒く必要がなくなり、更に吸収率もアップするので一石二鳥です👍
ハイポ原液もリキダスも与えるのは土の表面が乾いている時に与えます
土の表面が湿っている状態で与えると根腐れを起こす原因となります
我が家の小さな多肉ちゃんたちもハイポ&リキダスを与え出してから一気に生長しだしました!
薄めて使うので経済的にも助かりますね (*^-^*)
ハイポネックスの事をもっと詳しく知りたい方はハイポネックスのyoutubeで詳しい解説動画が上がってます
超勉強になります↑↑ 枝元さん、分かりやすい動画ありがとうございます!
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