お米を洗った時に出るとぎ汁、みなさんはどうしていますか??
捨てる?残しておく??無洗米なのでとぎ汁が出ない!?
お米のとぎ汁なんて!と侮ってはいけません
実はちょっとした手間を掛けてあげると色々な場面で使える超万能液に大変身するので今日はそんな万能なとぎ汁発酵液の作り方を紹介していきます
お米のとぎ汁乳酸菌とは
お米にも実は乳酸菌や光合成細菌がいっぱいつておりお米を洗った後のとぎ汁にはその乳酸菌や光合成細菌、沢山の栄養も混じっています
とぎ汁はそのままでも食器洗いやお風呂の掃除、シンクの汚れや臭い消しなどに使えますがペットボトルやビンなどに入れて発酵させるとより便利に使う事ができます
お米のとぎ汁で作った発酵乳酸菌を薄めて使う事で掃除からスキンケアや植物に散布してアブラムシ予防、乳酸菌を摂取すれば腸内環境まで整えてくれる言わば万能水です
超簡単!発酵乳酸菌の作り方
超便利な発酵乳酸菌ですが作り方も超簡単なんです!
【用意する材料】
- 濃いお米のとぎ汁 1ℓ
- 砂糖 30g(3% 約大さじ3)
- 塩 10g(1%約小さじ2)
- 容器(ペットボトルやビン)
①まずお米を軽くすすぎ1ℓの水でとぎそのとぎ汁と砂糖と塩と一緒に容器に入れます
砂糖の量は結構適当でもOKで少なくても発酵してくれます
②容器をよく振り軽くフタをします。あとは1日に1回容器を振って中に新鮮な空気を入れてあげます
季節によって発酵するまでの時間が変わりますが大体2~3日で少し酸っぱい匂い(ヨーグルトみたい)がしてきて1週間ほどでシュワシュワ~っと炭酸の状態になったら完成です。嫌な臭さがある場合は失敗です!
日陰で発酵させると乳酸菌や酵母が増え、直射日光に当てて発酵させると光合成細菌が増えるようです
光合成細菌の方が強力なのですが、独特の香りがあって臭いようです
黒砂糖を入れて作るとヤクルトみたいな色になりました
発酵乳酸菌が病害虫予防や土壌改良に効く
以前、とぎ汁をそのままで植物のプランターに撒いていたのですが、土が固くなってしまい植物を弱らせてしまうという事がありました
原因はお米のとぎ汁の中に含まれるタンパク質が土を固くしたようですが、それ以外にもとぎ汁が土の中で発酵し始めると土中のチッソを大量に使ってしまうので窒素飢餓を起こす恐れもあります
とぎ汁を発酵させてから薄めて植物に使う事により、そういったリスクが無くなるだけでなく沢山増えた乳酸菌が虫や病気の予防してくれたり土壌改良も行ってくれます
乳酸菌は容器の中でドンドンと増殖していくので10~100倍ぐらいに希釈してあげると容積が増えて窮屈で動きが鈍くなっていた乳酸菌が自由に動き回れるようになり活発的になってくれます!
お家の掃除などに使う時は10倍程でお庭などに撒く時は100倍程に薄めて使うとよいみたいです
葉面散布を行いアブラムシ予防
昨年は害虫予防としてニームオイルを散布していました
2週間に1度ぐらいの散布頻度でしたが予防効果を感じる事が出来ました(本来は1週間の頻度で散布した方がよいみたいです)
しかもレモングラスの香りがするニームオイルだったので散布時に柑橘系のいい香りがしていたのでお気に入りでした
しかし、今年は自家製のとぎ汁乳酸菌を散布して植物の害虫予防を行っています
お庭のお花から野菜、果樹まで一通り全てに散布しているのですが、原液は酸っぱいヨーグルトのような匂いがしていますが、薄めて噴霧器で散布しているとお米の匂いがしています。まぁ元はとぎ汁なんでお米の匂いがして当たり前なんですが、、
実際春先に柿の樹やジャンボレモンの樹にカメムシがついていたのですがとぎ汁発酵液を散布するようになってからカメムシを殆ど見なくなりました!これが発酵液のおかげなのかそれとも他の要因で減ったのかは分かりませんが2~3週間に1度ぐらいのペースで散布を続けたいと思います
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