最近は暑い日が数日続くと、強い雨が降ってくれるので芝生にとってはいい天気だなって思っていましたが、少し前から芝生に茶色の部分が目立つようになってきました
早めに対処しないと広がると困るので、調べて薬を撒くことにしたのですが、病気の名前と症状がよく似ているので、いまいち分からない
うちの芝生は状況からみて恐らくラージパッチだと後から気づいたのですが、勘違いしてブラウンパッチの薬を散布してしまいました
では、どう見分けたら良かったのでしょうか
ラージパッチとブラウンパッチかどっちだろう?
調べてみるとラージパッチもブラウンパッチも共に葉腐病と書かれていたので名前の呼び方が違うだけで同じ病気だと勘違いしていました
なのでホームセンターでオーソサイド水和剤80を買ってきました。値段もお手頃だったので
こちらのオーソサイド水和剤はブラウンパッチ用の薬になります
箱の裏にもしっかりと適用病害名に葉腐病(ブラウンパッチ)と記載されています
希釈倍数500~800倍とあったので水で大体500倍に薄めました
希釈の目安は説明書にスプーン1杯に水が何リットル必要か記載されているのでそれを見て薄めれば大丈夫です
粉を入れたら棒でよくかき混ぜます
よく混ぜれたら、後はジョウロで散布していくだけです
ちなみに、オーソサイド水和剤はブラウンパッチの予防や初期症状に効くみたいです
なので予防も兼ねて一応全体的に撒きました
ブラウンパッチとは
散布後も気になったので調べてみるとブラウンパッチの特徴がいくつか出てきました
- 西洋芝などの寒地型芝に発生しやすい
- 時期は6月中旬から9月末頃の暑い時期
- 窒素質だったり酸性土壌だと発生しやすい
土壌の水はけや芝生の通気性が悪いとブラウンパッチが発生しやすくなる
予防法としてサッチが多いと病原菌が増えやすいのでサッチングを行う
エアレーションを行い地面に隙間を作り通気性をよくする
ラージパッチとは
ウチの芝はこちらの方が当てはまるのが多かったので、ラージパッチだと思います
- 日本芝など暖地型芝に発生しやすい
- 時期は春3月~5月と秋9月~11月
- アルカリ性土壌で発生しやすい
土壌はブラウンパッチと同様に水はけや通気性が悪いと発生しやすくなります
ただ、ラージパッチはアルカリ性土壌だと発生しやすいので、土壌のpHを酸性気味にしてあげると予防になります
我が家の芝生は
- 我が家の芝は高麗芝(日本芝)
- 発生時期は5月初旬ぐらいから
- 春先ぐらいからミミズの糞塚が増えていっている
上記の事から考えると、ラージパッチの可能性が高いかと思います
ミミズが増えると土壌のpH値が上がりアルカリ性気味になりラージパッチが発生しやすくなる
pH7.0が中性で、それ以上がアルカリ性、それ以下が酸性です
pH6.5(弱酸性)ぐらいが病気が発生しにくく、いいみたいです
ミミズはpH5.0~9.0の間で活動するみたいなので数が増えてくると土壌がアルカリ性になってくるんですね
畑ならミミズが沢山いてくれるのは嬉しいんですが、芝生にはいっぱいい過ぎるのは困るのでまた対処したいと思います
ラージパッチの殺菌剤として『ベンレート水和剤』『グランサー水和剤』と書かれていたので至急購入して散布したいと思います
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