お正月休み、家族みんなで同じテーブルを囲み、気がつけば夢中になっていた――そんな時間を久しぶりに味わわせてくれたのが、ボードゲームのカタンでした。
最初に箱を開けたときは、「資源?交渉?ちょっと難しそうだな……」「娘たちに理解できるかな?」という不安も正直ありました。沢山のカードやコマ、見慣れない六角形のボードを前にすると、大人でも一瞬身構えてしまいます。
ところが、いざ何度かプレーしてみると、その心配はあっさり消えました。
娘たちはゲームの流れをすぐに理解し、「次はここに道を伸ばしたい!」「その資源、交換して!」と自然に会話に入り込んでいきます。気づけば1時間ほどのプレー時間が本当にあっという間。
時間に余裕があるときしかできないけれど、その1時間が濃密で、家族団らんの時間としては最高――それが、実際に遊んでみて感じたカタンの最大の魅力でした。
この記事では、
- カタンがなぜここまで夢中になれるのか
- 子どもでも分かりやすい形でのゲーム説明
を中心に、実体験を交えながら紹介していきます。
カタンの魅力は「考える・話す・笑う」が同時に起きるところ

カタンが他のボードゲームと一線を画すのは、運・戦略・コミュニケーションが絶妙なバランスで組み合わさっている点です。
サイコロを振って資源を得るという運の要素がありつつ、
- どこに家を建てるか
- どの資源を集めるか
- 誰と交換するか
といった判断はすべてプレイヤー次第。大人も子どもも、同じ土俵で「どうする?」と頭を使います。
特に家族プレーで面白いのが、交渉の場面です。
「木を1枚あげるから、レンガちょうだい」
「レンガは無理だけど、羊ならいいよ」
こんなやり取りが自然に生まれ、普段はあまり見られない子ども同士の駆け引きや、大人顔負けの交渉術に思わず笑ってしまいます。
勝ち負け以上に、「どう考えたか」「なぜその選択をしたか」を話したくなる。
これこそが、1時間が一瞬に感じられる理由なのだと思います。
子どもでも分かる!カタンの基本ルール解説

ここからは、初めての人や子どもにも分かりやすい形で、カタンのゲーム内容を説明します。
① カタンは「島を開拓するゲーム」
カタンの舞台は、資源が眠るひとつの島。
プレイヤーは開拓者となり、
- 家(集落)
- 道
- 街(グレードアップした家)
を建てながら、島を発展させていきます。
目標はとてもシンプル。
決められた勝利点(通常は10点)を、誰よりも早く集めた人が勝ちです。
② 資源を集めるところからスタート
カタンには主に5種類の資源があります。
- 木
- レンガ
- 羊
- 小麦
- 鉱石
毎ターン、サイコロを振ることで資源が生まれます。
自分の家が置いてある土地の数字が出ると、その土地に対応した資源カードがもらえます。
👉 ポイント
サイコロなので運もありますが、「どの数字の土地に家を置くか」は最初の大事な作戦。
この部分は大人が少しアドバイスしてあげると、子どももすぐ理解できます。

③ 集めた資源で建設しよう
資源が集まったら、いよいよ建設です。
- 家を建てる → 勝利点がもらえる
- 道を伸ばす → 次に建てられる場所が増える
- 街にする → もらえる資源が増える
「今は道を優先する?」「それとも家を増やす?」
この選択がカタンの面白さで、子どもでも自然と戦略を考えるようになります。
④ 交渉と交換がカタン最大の特徴
カタンでは、自分にいらない資源を他のプレイヤーと交換できます。
「羊はいらないけど、木が欲しい」
「それなら交換しよう!」
この自由な交渉があるから、
- 家族で会話が増える
- ゲームが一気に盛り上がる
最初は大人が見本を見せると、子どもたちもすぐ真似して交渉を楽しみ始めます。
⑤ 勝ち負け以上に「考える過程」が楽しい
カタンは、ただ勝つだけのゲームではありません。
- なぜ負けたのか
- どこが良かったのか
- 次はどうしたいか
プレー後に自然と振り返りが生まれます。
これが、親子で遊ぶボードゲームとしてとても価値のある部分だと感じました。
まとめ:時間に余裕がある日に、最高の家族時間を
カタンは、
- ルールは少し多いけれど、慣れると子どもでも十分楽しめる
- 1時間が驚くほど早く過ぎる
- 家族の会話と笑顔が自然に増える
そんな、**「時間をかける価値のあるボードゲーム」**です。
忙しい日常の中ではなかなか遊べませんが、
お正月休みや週末など、少し時間に余裕がある日にこそおすすめ。
テレビやスマホを置いて、同じ盤面を囲む時間は、きっと家族の良い思い出になります。
「最近、家族でじっくり遊んでいないな」と感じている方に、
ぜひ一度、カタンの島へ旅に出てみてほしいと思います。




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