子どもやペットがいても安心!オーガニックのニームオイルで植物の害虫予防

お庭 Gardening

家庭菜園をしていて、日々の植物の生長が観られるのはウキウキするし楽しいです

特に自分で育てた野菜や果物が収穫出来る嬉しさは何とも言えない喜びがありますが全てがそう上手く収穫出来るわけではありません

昨年我が家の柿は実を沢山つけたものの、ある程度生長したら次から次へと実が落ちだして最終的には収穫前に全ての実が落ちてしまいました

この落ちた原因が生理落果なのか肥料不足によるものなのか、はたまた虫による被害なのかは分かりませんが、カメムシが結構発生していたのでカメムシが原因だったのではないかと思っています

カメムシ以外にもアブラムシやケムシなど植物に被害を与える虫さんたちは沢山いますので、今年はしっかりと害虫の予防をしたいと思い、効果絶大と評判のニームオイルを使ってみる事にしました

ニームオイルとは??

ニームとは主にインド原産の『インドセンダン』という名前の20m程に達する薬木の事です

この木には害虫を寄せ付けない効果があり、ニームオイルはこの実(種子)から抽出されたオイルで出来ています

そしてオイルを抽出した搾りカスはニームケーキと呼ばれて、土に撒くと害虫を寄せ付けないだけではなく肥料効果や土壌改良効果もあります

ニームは200種類以上の害虫に効果が期待できるみたいで、ハダニ、アブラムシ、カメムシ、コガネムシなどの家庭菜園をやっていて寄せ付けたくない虫の殆どです

害虫がニームオイルのついた葉を食べる事で、アザディラクチンという成分が害虫の食欲を減退させ餓死させるようです

その一方でミミズやミツバチなど益虫には効かず、人間やペットにも害はないので安心してお庭でも使う事ができます

レモングラス入りのニームオイル

こんな虫除けとして万能なニームオイルですが一つの欠点があります

それは独特の臭いです

ニンニクの様な臭いがあるので住宅が密集している所やアパートのベランダでは使用し辛いと難点があったようですが、レモングラス配合のアクトLGならレモンの様な爽やかな香りで全く匂いがきになりません

100mⅼで少ないと思うかもしれませんが1000倍希釈なので家庭菜園なら十分な量です

ニームオイルの散布方法と頻度

霧吹きスプレーなどを使って葉面散布で行います

我が家ではダイソーのペットボトルに差し込める加圧噴霧器で1Lのペットボトルを使って散布します

このままクイっと飲んでしまいそうですが、飲まずに水とよ~く掻き混ぜていきます

先にニームオイルを入れてから水を入れると泡立って溢れてしまいますので水を先に入れてからニームオイルを入れた方がいいです

我が家の散布頻度は大体1週間おきです

虫が多い場合は3~4日おきに1回の散布にしてやるといいみたいです

虫がつきやすい果樹や植物には念入りに散布

準備が出来たら散布していきます

どうしても葉っぱの表面ばっかり散布してしまうのですが、葉っぱの裏側にも虫が隠れてるのでなるべく全体に散布してやります

葉っぱが密集しているところに沢山ついているこの白い虫

コナジラミでしょうか、ミカンや柿の葉に沢山つくので葉っぱの裏側にもしっかりとニームを散布しておきます

今年は私が大好きな日野菜を植えたのですが、気が付けばカブラハバチの幼虫が凄い勢いで葉っぱを食べていきます!

あ~っ!楽しみにしている日野菜がぁぁ (;゚Д゚)!!

1週間に1度の散布ではこ奴には効いていないようです

ニームオイルの散布を始めて1ヵ月半経った感想

果樹を念入りに散布していたお陰で、今の所はプラム、柿、ミカンの木には昨年と比べて虫が少ないです

プラムは昨年まではケムシやカイガラムシが結構ついていたのですが、今年はケムシがちょこっとついているぐらいでカイガラムシはまだ見ていません

虫が少ないといいつつ、葉っぱが結構食べられてるなぁ (‘Д’)

柿の木も昨年なら今頃からカメムシがつき始めていたと思いますが、今年はまだ大丈夫です👍

あとミカンの木やノイバラにもアブラムシが出ていないので、これはかなりニームオイルの効果が出ているのではないでしょうか ヽ(^o^)丿

ただ日野菜についているカブラハバチは週に一度の散布頻度では間に合っていないので散布頻度を増やした方がよさそうです

あとクラスペディアの花にカメムシがつくのでコレにも散布していたのですが全然効いている様子がなく、花が弱っている様子もないので、今はそのままにしています

完全に虫を予防することは無理でも、その数が減ってくれるだけでお庭作業が楽になるので助かります m(__)m

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