毎日がハーブ日和♪レモンバームで始める香りのある暮らし

お庭 Gardening

お庭のレモンバームが爽やかなシトラス系の香りをふんわりと漂わせてくれています。ハーブの中でもこの香りが一番のお気に入りです
ただ、その清々しい香りとは裏腹に驚くほどの繁殖力でぐんぐん増えていくのが難点…。定期的にカットして量を調整しないと、お庭がレモンバーム畑になってしまいそう。。

せっかく収穫するなら、ただ捨てるのはもったいない!そこで今回はレモンバームを“美味しく”そして“お洒落に”活用して楽しみながら消費していきたいと思います


🍃レモンバームの一年の成長サイク

■ 春(3月〜5月):新芽と急成長の季節

  • 地中に残った根から新芽が出始め、暖かくなると一気に成長します
  • 若い葉は香りがフレッシュで柔らかく、ハーブティーに最適です

■ 初夏〜夏(6月〜8月):繁茂&開花期

  • 葉が大きく茂り、6月ごろから白や淡い黄色の小さな花が咲き始めます
  • 花が咲く前の葉が最も香り豊かで、収穫に最適なタイミングです
  • 開花後は葉の香りがやや薄れ、苦味が出ることもあります
  • 花が咲く前に切り戻して収穫すれば、増えすぎるのを防ぐ効果もあります

■ 秋(9月〜11月):成長の終盤と剪定期

  • 涼しくなると成長が緩やかになりますが、葉はまだ使えます
  • 開花後の古い枝や葉を剪定しておくと、翌年の成長が良好になります

■ 冬(12月〜2月):休眠期

  • 地上部は枯れますが、地下の根は休眠状態で翌春に再生します

🌿収穫タイミングと香り・味の違い

時期葉の特徴香り・味の違い
春先若葉、柔らかいフレッシュで甘みあり、クセが少ない
初夏青々とした葉が茂る最も香りが強く、料理・お茶向け
開花後葉が硬め、色も濃い香りが薄れ、やや苦味も出る
秋口小ぶりな葉少し香りが落ち着くがまだ使用可能

🍃レモンバーム収穫後の保存方法

1. フレッシュ保存(冷蔵)

  • やり方:水洗い → 水気をふき取る → 湿らせたキッチンペーパーに包んでジップロックへ
  • 保存期間:2〜3日以内
  • 用途:そのままサラダやデザートに添える時に便利

2. 乾燥保存(ドライハーブ)

  • やり方
    • 葉を洗って水分を切る
    • 紐で束ねて風通しの良い日陰でつるす、または食品乾燥機やレンジを使う
  • 保存期間:6か月〜1年(密閉保存)
  • 香りの強さ:フレッシュよりはやや落ちるが十分楽しめる

3. 冷凍保存

  • やり方
    • 葉だけを摘んで刻む/そのまま
    • 小分けにしてラップで包む or 製氷皿に水と一緒に入れて凍らせる
  • 保存期間:1〜2か月
  • 用途:スープ、煮込み料理、ハーブウォーターなど加熱向き

4. ハーブオイル・ハーブビネガー

  • やり方
    • よく乾燥させた葉を清潔な瓶に入れ、オリーブオイルやビネガーを注ぐ
    • 約2週間漬け込んで香りが移ったら使い時
  • 保存期間:冷暗所で1〜2か月

🌿レモンバームの活用方法

▶︎ 飲み物に

  • ハーブティー:フレッシュでもドライでもOK。ミントやレモングラスとブレンドも◎
  • ハーブウォーター:冷水にレモンバームとレモンを入れるだけで爽やかドリンクに
  • シロップ:煮出して砂糖を加えると、炭酸割りやカクテルにも使える万能シロップに

▶︎ 料理に

  • ハーブバター:刻んだ葉とバターを練り込むと、パンや肉料理にぴったり
  • 白身魚・鶏肉の香草焼き:ドライレモンバームを使って香りよく仕上げる
  • ハーブソルト:塩とレモンバームを混ぜて乾燥させると万能調味料に

▶︎ デザートに

  • レモンバームゼリー:シロップをゼラチンで固めるだけ
  • 焼き菓子:クッキーやマフィンに刻んだ葉を練り込んで香りアップ

▶︎ その他

  • ポプリ・サシェ:乾燥葉を布袋に詰めて玄関や寝室へ
  • リラックスバス:乾燥葉を布袋に入れて湯船に浮かべると、香りで癒やされます

この時期だとお家で漬けている梅シロップのソーダ割りにフレッシュの葉を浮かせて飲むのが僕のお気に入りです

🚫レモンバームを「増やしすぎない」ためのコツ

  1. 花を咲かせない
     → 花が咲くと種ができ、こぼれ種でどんどん広がります。つぼみのうちにカット!
  2. 地下茎の広がりを防ぐ
     → プランター栽培や根止めを活用すると、庭中に広がるのを防げます
  3. 定期的な剪定と収穫
     → 特に夏場はこまめに収穫して風通しを保ち、株をコントロールしましょう
  4. 隣の植物と間隔を空ける
     → レモンバームは他の植物のスペースまで広がりやすいので、植え場所を工夫

上手く管理してあげれば最高のハーブなんですが、ついつい手入れをサボってしまうので気がついたらレモンバームの楽園みたいになっていますね

葉っぱ1枚1枚に分けて乾燥させるのは大変なので、増え過ぎたレモンバームの量を減らしたい時は大量に枝ごとカットして束にして吊るして乾燥させれば、手で握っただけで葉っぱがパリパリと細かくなるのでそのままジップロックなどにいれて保存ができます

お庭に増えたレモンバームはただ剪定するだけでなく暮らしの中にその香りを取り入れることで、日常がぐっと豊かになります。美味しく、楽しく、そして癒されるハーブのある生活を今日からはじめてみませんか?

お庭のレモンバームをお風呂に入れてゆっくりリラックス (´▽`)
レモンの様な爽やかな柑橘系の香りがするレモンバーム。料理や飲み物として使えるのであったら便利なハーブですがお庭に直植えすると繁殖力が強くて放置するとドンドン増えていきます。そんな増えてしまったレモンバームを有効利用する為に乾燥させて入浴剤として使ってみました。

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