🌿アゲハ蝶に食べられる前に!山椒の葉っぱを美味しく上手に活用する方法🌿

お庭 Gardening

我が家の庭に育つ山椒の葉っぱ。しかし油断しているとすぐにアゲハ蝶の幼虫たちに葉を食べ尽くされてしまいます。緑色の幼虫になるとその可愛さに駆除できず、気付けば葉はすべて食べられて枝だけに…。

今年はそんな悲劇を防ぐべく、葉についていた小さくまだ茶色い幼虫たちを心を鬼にしてそっと取り除き、早めに山椒の葉を収穫しました!

青虫に興味のある方はコチラの記事をどうぞ↓↓

山椒の葉についたナミアゲハの幼虫をよ~く見てみると不思議がいっぱい
お庭の山椒の葉にナミアゲハの幼虫がいっぱいついているので駆除していたのですが、折角なので成長を観察してみることにしました。葉っぱを沢山食べられるので厄介だと思っていましたが観察を続けると色々と発見があり思いの外楽しく、アオムシの愛嬌に少し惚れてしまいました。

🌱 山椒の葉の収穫時期と見極め方

山椒の葉(木の芽)は、春から初夏にかけてが収穫の最適期。特に新芽が柔らかく、鮮やかな緑色をしている頃が狙い目です

  • 4月下旬~6月上旬:葉が若く香りが最も強い
  • 朝露が乾いた午前中に収穫すると鮮度を保ちやすい

そして葉っぱがいっぱいつき出す5月頃から小さな鳥のフンみたいのが葉についてるのですがコレがアゲハ蝶の若齢幼虫(初期の青虫)です。我が家の山椒の木はまだ小さいので放っておくとあっという間に食べ尽くされて丸裸にさせられます

🌿アゲハ蝶を寄せ付けない!山椒の葉の守り方🌿

1. ネットで物理的にガード

防虫ネットや寒冷紗を山椒の木にかぶせるのが最も効果的です。蝶が卵を産みつけられなくなるため、幼虫が発生しません

  • 使用時期:4月中旬~6月上旬の産卵期
  • 注意点:風通しを確保しつつ、葉がネットに触れないように支柱で立体的に

2. コンパニオンプランツを活用

山椒の近くにアゲハが嫌う植物を植えるのも一案です

  • 例:ハーブ類(ミント、バジル、ローズマリーなど)やネギ類
  • 匂いで蝶の接近を防ぐ効果があります

大きな山椒の木なら予防しなくても大丈夫ですが鉢植えなどの小さな木だと直ぐに葉を食べ尽くされるのである程度の対策が必要となります

このサイズまで成長してしまうと愛嬌があり過ぎて僕には駆除する事ができません。。

🧼 収穫後の下処理と保存方法

収穫した山椒の葉は以下の手順で処理すると長持ち&加工しやすくなります

※山椒には小さなトゲがあって結構刺さるので作業する時は手袋などをして刺さらないように注意して下さい

基本の下処理:

  1. ボウルにたっぷりの水を張り、優しく葉を洗う(虫や汚れ除去)
  2. キッチンペーパーでしっかり水気をふき取る

保存方法:

  • 冷凍保存:ラップに包んでジップロックに入れて冷凍(香りはやや落ちる)
  • 乾燥保存:ザルに広げて風通しのよい日陰で1〜2日乾燥させる(手で揉むと粉になる)

🧂 手作り山椒ペースト&粉末レシピ

山椒ペースト:

材料

  • 山椒の葉:一掴み
  • 白味噌:大さじ2
  • みりん・酒:各小さじ1
  • 砂糖:小さじ1

作り方

  1. 山椒の葉をすり鉢ですりつぶす(またはフードプロセッサーで撹拌)
  2. 調味料を加えてよく混ぜる
  3. 焼きおにぎりや田楽にぴったり!

山椒粉:

乾燥させた葉をフードプロセッサーなどで粉末状に。香りが強く、何とでも相性バッチリです👍 僕は焼きそばやカレーうどんの薬味として使っています


🍚 山椒の葉で楽しむ季節の食卓

  • 山椒の葉入り卵焼き:溶き卵に刻んだ葉を混ぜて風味豊かに
  • 炊き込みご飯:最後に山椒の葉を散らせば上品な香りが広がります
  • 鶏の照り焼きに添えて:肉の脂を爽やかに中和してくれる名脇役

🐝 おわりに:自然との付き合いも、美味しさも大切に

アゲハ蝶の幼虫に葉っぱを譲るか、早めに収穫するか…。毎年の小さな葛藤ですが、今年は少しだけ人間側の勝利。葉を無駄にせず食卓で香りを楽しめるのは嬉しいことです

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